「せかいビバーク」は3つの条件全てを満たす方が1度だけ無料で使える「今夜」をすごし「明日」動き出すためのセーフティーネットです
「せかいビバーク」で出来ることは3つ。ご利用条件も3つ。
今夜、行き場がないですか?
「せかいビバーク」とは?
①さまざまな事情で住まいを失い、今夜安心して泊まる場所を確保することが出来ない。
②公的な相談機関や民間の支援団体に相談したいが、身動きがとれない。動くことが出来れば、翌日つながることを約束出来る。
③まだ一度も「せかいビバーク」を利用したことがない。
これら3つの条件すべてを満たす状況におかれているなら、街中に善意で作られた「受け取りスポット」で「緊急お助けパック」を「一回だけ/無料」で受け取り、一泊出来る。そして必要なら継続的な支援につながることが出来る。それが「せかいビバーク」です。
「せかいビバーク」のご利用方法
直近で住まいを失い、今夜安心して泊まれない。(一度も利用したことがなく翌日相談する事をお約束出来る方)
「せかいビバーク」のWEBサイトで「受け取りスポット」を知り、受け取りに向かう。
提携する「受け取りスポット」で受付をし、緊急お助けパックを受け取る。
パックの中身を使って安心できる場所で一泊。
翌日、パック内のガイドに従って公的支援窓口に行ったり、支援団体に連絡をする。
受け取ることが出来る「緊急お助けパック」には
- 今夜一泊分の緊急宿泊」(受け取り地域の宿泊場所の利用チケット[譲渡・転売不可]など。場所ごとに内容物の違いあり)
- 一食分の食事
- 翌日の相談先までの移動
- 使い方ガイド&相談先リスト
- モバイル充電器&非常食
などが可能となるものがセットされています。
※「今お住まいがある方の生活費用」に充当するものは入っておりませんし、そういった目的での利用は禁止しています。
※パックの中身は予告なく変更する場合がございます。
ご利用事例&そしてどうなった?
※プライバシー保護のため、事実を一部変更・合成しています
家賃が払えずアパート退去後、派遣やスポットワークアプリの日払いで稼ぎつつ、ネットカフェや個室ビデオ店で寝起きする生活。しかし、連休初日に仕事が入れず、路頭に迷う。
その時、ネット検索で「せかいビバーク」を発見。「受け取りスポット」に向かい、店カウンターで「利用したい」と伝えたところ、すぐに受付。緊急お助けパックを渡された。パックの中に入っていた案内に従って、都内のホテルに移動、チェックイン。まもなく「せかいビバーク」スタッフがお部屋まで訪問。ごはんも提供された。
スタッフと相談し公的支援の利用も勧められたが、連休明けに既に仕事が決まっていて、そこまで野宿しなければ十分と伝える。結果、連休明けまでの宿泊延長と食料提供を受け、無事連休明けに仕事へ戻ることが出来た。
各地の自動車工場で働き、付属の寮暮らす生活だったが、景気の悪化もあり仕事が途切れる。最後に入った給与でのネットカフェ生活も限界、いよいよお金が尽き今夜からホームレス状態に。
何かないかとネットで検索し「せかいビバーク」を発見。「受け取りスポット」で緊急お助けパックを受け取り、パックの中に入っていた案内に従い、その夜はネットカフェに宿泊&ご飯も食べられた。夜にウェブサイトの「一度利用した方専用相談フォーム」から、明日以降の相談がしたいと連絡。すぐにスタッフから返事が来て、一夜明けて最寄り駅前で会うことに。
スタッフと相談し、「生活保護」利用を決める。相談の中で「扶養照会」を止められることや、施設に入らなくても受けられることを知ったのが決め手。自分が土地勘のある区の福祉事務所へ、スタッフが同行して生活保護を申請。「扶養照会」はされず、施設に入って余計なお金を取られることもなく、約2ヶ月に自分が契約したアパートに住むことが出来た。
パートナーと一緒に暮らしていたが、やがて言葉を含めた暴力を振るわれるようになった。おかしいと思い、最寄りの公的相談窓口に相談したこともあるが、気持ちの整理が追いつかず迷っていることもあり相談のみで終了。やがて妊娠していることもわかったが、自分が働くことも許されず、家にお金を入れてくれるわけでもなく、医療にも掛かれず苦しい状態に。
以前、公的相談窓口で話した際、民間の使える選択肢として教えられた「せかいビバーク」を思い出し、所持金がほとんどない状態で家を出て、「受け取りスポット」へ。簡単な受付を済ませて緊急お助けパックを受け取り、パックの中に入っていた案内に従い、その夜はネットカフェに宿泊。そこからスタッフへ連絡し、翌日ご相談。
スタッフとお話しし、未受診状態だったので妊娠相談に強い連携団体へつなぐ。スタッフと一緒に女性相談窓口へいき、そこ経由で安全な居所に移動。複数の専門家とこれからのことについてゆっくり考えることが可能に。
せかいビバークご利用者へのお願い
「受け取りスポット」は善意でご協力をいただいております。それぞれの店舗・事務所スタッフの指示に従い、受付プロセスにご同意いただけないとお渡し出来ません。
受け取りスポットは普段は、さまざま方が集う場所です。それぞれの営業や生活を尊重してください。
また、せかいビバークの利用は「1回のみ」です。2回目以上の利用は禁止しています。本プロジェクトはあくまで「その夜を安全に過ごし、翌日相談機関へ向かう」ためのもので、長期的な解決にはならないものです。
お名前を変えても、専用アプリで顔画像比較しており必ずバレます。あきらかな悪意がある場合、スタッフがスポットで待機、来られた瞬間にご同行頂きます。お互いにとってトラブルとなりますので、再度困ったら必ずご連絡ください。
緊急パック受け取りスポット
東京都・新宿区
東京都・渋谷区
東京都・豊島区
東京都・台東区
東京都・千代田区
東京都・中野区
東京都・文京区
東京都・大田区
東京都・江東区
東京都・板橋区
東京都・港区
東京都・武蔵野市
東京都・東村山市
東京都・府中市
埼玉県・さいたま市
埼玉県・多摩市
東京都・稲城市
東京都・八王子市
東京都・立川市
東京都・練馬区
東京都・荒川区
東京都・杉並区
東京都・中央区
東京都・北区
東京都・墨田区
東京都・足立区
東京都・世田谷区
よくある質問(ご利用される方へ)
- すでに一回受け取ってしまいました。また困ってしまったのですが、再度せかいビバークを利用することはできますか?
-
いいえ。2回目以上の利用することは出来ません。今すぐ一度利用された方専用相談フォームよりご連絡ください。追ってスタッフよりご連絡差し上げます。必ず力になります。仮に2回目のお名前を変えても、専用アプリで顔画像比較しており必ずバレます。連絡先(本名)を伏せても、複数の連携支援団体等へ照会し必ず特定しています。あきらかな悪意がある場合、スタッフがスポットで待機、来られた瞬間にご同行頂きます。お互いにとってトラブルとなりますので、どうかお気軽にご相談ください。
- 緊急お助けパックの中身はなんですか?
-
①「今夜一泊分の緊急宿泊」(受け取り地域の宿泊場所の利用チケット[譲渡・転売不可]など。場所ごとに内容物の違いあり)
②「一食分の食事」
③「翌日の相談先までの移動」
④「使い方ガイド&相談先リスト」
⑤「モバイル充電器&非常食」
以上を担保するためのものとなります。「今お住まいがある方の生活費用」に充当するものは入っておりませんし、そういった目的での利用は禁止しています。お住まいがある状態で生活にお困りの方は連携団体である新型コロナ災害緊急アクションからご相談ください。
- 緊急お助けパックの受け取りに本人確認は必要ですか?
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受付時の登録として、顔写真(マスクなし)を頂いています。いただいた写真を含む個人情報は、弊団体の個人情報保護規定にのっとり、このプロジェクト以外には利用致しません。個人情報規程はこちら。2020年3月末より「新型コロナ災害緊急アクション」と連携した緊急かけつけ支援を2000件以上対応している状況から、身分証明書を失っている方に多く出会ってきました。一方で、本プロジェクトはさまざまな方のご寄付や善意で成り立っている中で、想定外の利用を抑止するための必要最小限の本人確認(同一人物確認)なしにおこなうことは難しいと判断致しました。どうかご理解ください。
- 具体的に「せかいビバーク」を利用して、結果どうなるのか、参考になる事例はありますか?
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ご利用事例をこちらのリンクから掲載しています。ご参考になさってください。
- 安心してすごす場所がなくなり、土曜日に利用しました。月曜日に行く場所が決まってるのですが、日曜日をどう乗り切ればよいでしょうか?
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受け取ったパック内に入っている「今夜一泊分の緊急宿泊」(チケットなど地域によって違いあり)を利用し、宿泊できる場所に入ったあとこちらの「一度利用された方専用相談フォーム」からご連絡ください。追ってスタッフがご連絡差し上げ、お会いしご相談した後、必要に応じて宿泊対応させていただきます。
- 利用したい場合、あらかじめこれから向かうことを「せかいビバーク事務局」へ(このサイトから)連絡したり、受け取りスポットへ個別に連絡する必要はありますか?
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いいえ。まず「せかいビバーク事務局」への事前のご連絡は不要です。また、受け取りスポットについても「来られる前にご連絡ください」と個別紹介ページに書かれていない限り、明示されている「受け取り可能時間」中に訪れて大丈夫です。ただし、全てのスポットは一般市民の方が100パーセント善意で担って頂いているものです。どうか個別紹介ページに注意事項が書かれている場合は厳守して頂き、そうでない場合でもそれぞれの営業や生活を尊重することを前提でのご利用をお願い申し上げます。
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【ご支援者向け】困っている方へ「個別の受け取りスポットの住所情報」を紙へ印刷してのお渡しや、お配りする紙媒体へ「個別の受け取りスポットの住所情報」を掲載してもよいでしょうか?
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いいえ。恐れ入りますが「個別の受け取りスポット」の住所情報を紙媒体に記載・配布することはお控え下さい。
紙面へご紹介いただく場合は「せかいビバーク」そのもの(サービス内容およびウェブサイトURL https://sekaibivouac.jp/ )の掲載にとどめて頂けますようお願い申し上げます。
各受け取りスポットの対応状況は即時的に変更になる可能性があり、そのアナウンスは全て本ウェブサイト上でおこなっています。スポット様・ご相談者どちらにもご迷惑をお掛けする可能性がございますので、どうかご協力をお願い致します。
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【応援者向け】「せかいビバーク」の活動を、自分も応援したいです。力になれる方法はありますか?
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ありがとうございます。「せかいビバーク」の支援ネットワークを維持するのには、ひとつのパッケージにつきおよそ10,000円の費用が必要です(宿泊支援費用+バッテリー等の内容物+支援対応費)。より多く緊急支援の網の目を増やすためにも、どうか寄付で支えることをご検討ください。【ご寄付はこちらをクリック。毎or単発でお好きな額で寄付可能】
また、東京・千葉・埼玉・神奈川の法人様でしたなら、受け取りスポットになることもご検討ください。【スポットの詳細はこちらをクリック。お問合せはお気軽に】
生活保護の申請もご検討ください
「今すぐに生活保護を受けたい」というご意向の方は、「フミダン」をご利用ください。WEBサイト上で生活保護の申請ができます。生活保護の申請後、緊急パックを受け取り落ち着いてから、申請した役所にいくことも可能です。ぜひご活用ください